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映画『トータル・リコール』ネタバレレビュー 〜どこまでが本当の世界か分からなくて混乱〜

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こんばんわ!Tackです。

今日も通勤電車の中で視聴した映画を紹介します。

今回は映画『トータル・リコール』です。

 

一口メモ 〜どこまでが本当の世界か分からなくて混乱〜

Tack's Review

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どんな人におすすめ?

 

  1. どっちが本当だか分からないストーリーを見抜きたい
  2. めっちゃ怖い鬼嫁を観てみたい
  3. SFっぽいの世界観が好き

 

あらすじ

近未来。地球の表側には富裕層、裏側には労働者層が住み、世界は真っ二つに分断されていた。労働者たちは地球の“コア”を通って通勤し、機械のコマのように働いて搾取されるだけの日々。将来の希望も持てない彼らは、好みの記憶を買って自分の記憶に上書きすることで憂さを晴らしていた。ダグラス・クエイド(コリン・ファレル)もそんな労働者のひとり。美しい妻を持ちながらも、工場で働くだけの毎日にふと嫌気が差し、人工記憶センター“リコール社”を訪れる。彼が心に秘めた夢は“スパイ”。だが、記憶が書き換えられようとしたその時、突然、知らない自分が目を覚ました! これは一体どういうことなのか? 本当の自分の記憶はどこに・・・?自分さえも信じられぬまま、ダグは階級社会を覆し、世界の運命を変える戦いへと巻き込まれていく-。

出典元:Amazonプライム・ビデオ

2つの世界の作り込みがイイ

 

結論から言えば、そこそこ楽しめました!時代背景や、2つの地域の立場、ストーリーの流れを十分に理解できたので、アクションシーンやカーチェイスなど、すーっと入ってきました。 

この作品では核戦争によって地球上のほとんどの土地が居住不能になった世界を描いています。オーストラリアにあたる地域に労働者階級のコロニーと、ヨーロッパにあたる地域に上流階級のブリテン連邦が暮らしています。オーストラリアとヨーロッパが汚染を逃れたとするとアメリカと中国が戦争した世界って感じですかね。

土地の奪い合いがこの作品のメインとなるのですが、それが頷ける世界観の作り込みがイイ。

土地が少ないため、現実ではありえない建物や高速道路を反重力装置?磁力装置のようなもので上空に造られていました。

その中でも面白かったのは、カーチェイスのラストシーン。主人公ダグラスが磁力装置を解除し地上まで落下するのですが、その地上では現在の地球を感じさせるものが多かったことです。車はタイヤを履いていましたし、建物もありえるようなスタイルだったし。

車が空を飛ぶようなSF映画では珍しく、現在から変化を遂げてその世界になった感じがしました。そりゃ車が空を飛んでも地面を走る普通の車もいますもんね。

やや気になったのは労働者階級の世界には日本語や中国語が多かったこと。リコール社もアジア人でした。裏設定では核戦争で中国が負けた世の中なのかもしれませんね。

リーダーの名前がやや、ややこしい

 

途中ストーリーの重大な局面を迎えるとき混乱したのが、リーダーの名前どっちがどっちだかわからなくなったこと。主人公ダグラスがどちら側の味方なのか字幕ベースで見ていたら一瞬理解できなくなりました。話が進めばなんとなく理解できたのですが、見終わった今も結局なぜダグラスがローリーと偽装結婚していたのか覚えていません。

この映画に限らず、登場人物の名前を覚えるのが苦手です。

 

ここからネタバレ

 

ほとんどの時間、何が本当か分からなくて混乱する

 

この作品を見ているほとんどの時間、この話は現実なのか妄想なのかわからないです。それがこの作品の面白さでした。リコール社で投薬中に中断し、襲われるシーン以来、私はてっきり妄想の世界に入っていると思っていました。いつ目を覚ますんだろうなぁーと思いながらどんどん進むストーリー。これって現実の世界?と疑問に思っていること自体が、この作品に引き込まれているということですよね。
 

作品の中盤、友人ハリーがダグラスを説得し、投降させようとするシーン。少々納得できません。なぜ信じなかったんでしょうか? 昨日の夜は~、と疑うセリフはありましたがそれだけで気付いたのかなぁ。 ああいうシーンって、後々なぜ信じなかったのか語ることが多いので、今回もあるのかなぁと思っていました。が今作には特になし。今作のキーである掌の傷は面白い表現方法だったと思いますが、あの友人にはそれほどはっきりした理由はありません。なのによくあの友人を撃ち殺せたなぁと思ってしまいました。

 
圧倒的な鬼嫁が今作特徴の一つです。序盤の優しい表情をしていたのですが、それ以外は鬼のような顔を見せます。優しい:鬼=5:95です。ほとんど鬼です。
鬼嫁役のケイト・ベッキンセイルは今作の監督レン・ワイズマン(ゼノギアスみたいな名前です)の元妻だそう。普段見ていてこんな役ができるはずと思っていたのでしょうか。だとしたら悲惨な夫婦生活かもしれません。
 
そしてラストシーン。あれも少しモヤっとしました。鬼嫁が襲い掛かるシーン、必要だったんでしょうか。
私史上最も印象的だったラストシーンはインセプション。あのコマがどうなるのか、非常に絶妙のタイミングでエンドロールを迎えるニクイさと言ったらもう。あの世界はどっちだったんだろう?と観終わった人がさまざまな想像ができるすばらしい演出でした。
今作の場合、観る人の想像を掻き立てる感じでもなく、大どんでん返しがあるわけでもありません。たしかに一瞬、え!?となりびっくりしましたが、鬼嫁が一瞬で倒され、あー。ってなるって感じ。もし目的がえっ?ってなることであれば良いのですが。
そこに至るまでに本当か想像か疑うシーンがたくさんあり、十分楽しめたので、最後のシーンは疑い疲れてしまいました。

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