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映画『幸せなひとりぼっち』ネタバレレビュー 〜お節介なご近所付き合いがちょうどいい〜

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3行あらすじ

  1. 妻に先立たれた頑固おじいちゃんが、
  2. 近所に引っ越してきた人のせいで、
  3. 死ぬに死ねない
愛妻に先立たれ失意のどん底にあったオーヴェ(ロルフ・ラッスゴード)の日常は、パルヴァネ一家が隣に引っ越してきたことで一変する。車のバック駐車や病院への送迎、娘たちの子守など、迷惑な彼らをののしるオーヴェだったが、パルヴァネは動じない。その存在は、いつしか頑なな彼の心を解かしていき……。

出典元:幸せなひとりぼっち (2015) - シネマトゥデイ

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おはようございます!Tackです。

今日も通勤電車の中で視聴した映画を紹介します。

今回は映画『幸せなひとりぼっち』です。

 

一口メモ 〜お節介なご近所付き合いがちょうどいい〜

Tack's Review

 

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どんな人におすすめ?

 

  • 妻に先立たれる系映画に弱い
  • ご近所付き合いがめんどくさい
  • スウェーデン車・ネコ好き

 

ガチギレおじいちゃんが登場 

 

オープニングから神経質そうなおじいちゃんが登場。

花束の値段にキレたり、ビンとカンの分別にキレたり、野良猫にキレたり、散歩する女性にキレたり。とにかく怒りっぱなし。
そんな主人公オーヴェは最愛の妻ソーニャに先立たれ、自殺を考えていました。
 
個人的に奥さんに先立たれる系映画に弱いわたくし。これまで観た映画の中で最もよかった映画『幸せへのキセキ』も妻に先立たれる家族のストーリーでした。そもそも家族ものの話が好きなんです。『東京家族』も大学の頃友人と観に行ってゲロゲロに泣きました。
 

そんなオーヴェは、小さいころ母にも先立たれ、父に育てられていました。

しかし父もオーヴェを自慢しようと同僚に成績表を見せているときに、事故で亡くなっていたのでした。

 

やばいじいさんと思っていましたが、過去の回想シーンを見ると至って好青年。それがどうしてあんなに神経質になったか…紐解いていくのが今作の見所。様々なことが重なってあのオーヴェになります。それにしても白シャツの奴が本当にクズでした。放火してますよね、絶対。

 

話が進むにつれ、隣人に無理やり付き合わされることで徐々に近所づきあいが始まります。

 

日本ではありえないグイグイな隣人

 

他の映画のフレーズで、老人は無視されることに怒りを感じる。と聞いたことがあります。別に怒りたくて怒ってるんじゃない、話を聞いて欲しいだけ、と。

日本でオーヴェみたいな人が居たら、みんな遠ざかってしまいますよね。 怖いし、面倒だし。最近、引っ越ししても挨拶をしないらしいですね。それくらい希薄なご近所付き合い。

そんな中、引っ越してきたパルヴァネ一家の奥さん。この人、よかったですよね!めっちゃグイグイ来てました。笑 病院の送迎から車の教習、子供の面倒まで。

ああいう頑固な人に対して、あんなに懐に飛び込める人柄って珍しいなぁと。裏表がないまっすぐさがオーヴェの壁を溶かして行けたんでしょうね。

 

スウェーデン車に詳しくなれる

 

この映画はスウェーデンで製作された作品。

本作はスウェーデンで公開されると、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(15)を抑え、ボックスオフィスのトップに躍り出た。160万人を越える動員を記録し、スウェーデン映画史上歴代3位となる興行成績を樹立。同国で、実に約5人に1人が観たという国民的映画に。また、ボックスオフィスで5週連続1位を記録しただけではなく、口コミでの評判が広がり、公開から5ヶ月を超える大ロングランになった。

出典元:introduction | 幸せなひとりぼっち

とのことで、スウェーデンにまつわるエピソードやシーンが多かったですね。中でも重要アイテムであるのが、車。オーヴェはサーブで、友人ルネはボルボ。んー、日本で言ったらトヨタとホンダですかね?そんなにいがみ合うほどのこだわりか?ともあれ、これを機にスウェーデン車の勉強しよーと思いました。

せっかくなので作中に出てきた車を少しご紹介。

 

地区会でクーデターを起こされたオーヴェが怒って買った車 サーブ9000

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んで、そのあとにルネが買った車 ボルボ960エグゼクティブ

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BMWで落ちがついて面白かったです。笑

 

遺言を読むラストシーン

 

なかなか死ねないオーヴェ。最後は静かに亡くなるのでした。

遺言の中でも遺灰のことや葬儀のこと、猫のことなど小言を伝えて行きます。私を認めた人だけを葬儀に呼んで欲しいという答えが、教会いっぱいの参列者でした。友人のルネもチワワ飼ってるおねえさんも来てましたね。

幸せなひとりぼっちというタイトルからひとりを謳歌するのを想像しましたが、全然逆。結局ひとりになんてなれないというか、させられない社会のあったかさを感じました。それもスウェーデンという福祉に力を入れている背景もあるのでしょうね。

個人的にエンドロールの曲も好きでした。 

今日の一韻

 
近所付き合いで、韻を踏みたいと考えてたら踏んでいた…。

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